お誂えのこと

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みなさま、反物を染めてもらったり、柄や刺繍をお着物入れてみはったこと、おありですか?

楽しむための心構えを一言で表すと…

 

ずばり、「委ねる余裕」。

 

例えば、袈裟に入れる柄を指定する、とあるお坊さま。

「あんな、この前の旅行先で見た山が、水墨画みたいで綺麗やってんわ。写真これやし。こんな感じで柄入れしといてー。」

「次の生地、龍の柄っぽい刺繍、なんか入れといてなー。」

 

思いっきり委ねてはります(笑)

 

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「職人さんの感性に委ねて」「仕上がってきたものを楽しむ」心の余裕があれば、色選び、柄選びの世界はぐんと魅力が深まります。

お色選びの場合、お色見本から色決めをする際、小さい面積を見て大きい面積の反物を作ることになるので、いざ体にあててみたら、「あらっ、こんな感じなん!?」となることもしばしば。

店主もこれまでけっこうありました(笑)

けど、それも自分のために染められた一反、出来上がってきた反物に自分の感性を合わせて、新たな気持ちでコーデを考えるのも、かえって自分の世界が広がって楽しいものです。

不安な方は、思っているイメージよりもやや薄め、やや控えめのお色を見本から選ぶようにすることをおすすめ致します。

じっくり色見本を見比べて、お気に入りの一色を見つけてくださいませ。

 

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京の麻きもの「麻ひめ」

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